1982-02-26 第96回国会 衆議院 石炭対策特別委員会 第6号
他方、世界的なエネルギー需給の逼迫によります石油価格の高騰と、石油にかわる重要な代替エネルギーとして石炭が見直される機運の中で、全国出炭量の約三割を占めます大牟田地域の三井三池は、石油から石炭への燃料転換で売れ行きは好調で、順調な出荷が続いております。かつて二百万トンを超えます貯炭を持っておりました三井三池の山は、現在では四十万トンを割っておるような状態でございます。
他方、世界的なエネルギー需給の逼迫によります石油価格の高騰と、石油にかわる重要な代替エネルギーとして石炭が見直される機運の中で、全国出炭量の約三割を占めます大牟田地域の三井三池は、石油から石炭への燃料転換で売れ行きは好調で、順調な出荷が続いております。かつて二百万トンを超えます貯炭を持っておりました三井三池の山は、現在では四十万トンを割っておるような状態でございます。
特に三池炭の特殊性及び数量、これは五十二年度実績で見ましても、全国出炭量の二八%、約三割を占めております。それから見ましても、その専焼発電所の設置の必要性を痛感するものであります。また現存の油炭混焼火力発電における石炭比率の引き上げや石炭火力の稼働率引き上げ及び産炭地道県市町村における公共施設での石炭利用並びにセメントなど一般産業の石炭利用等の対策を促進していただきたいのであります。
まず第一に、磯部先生の石炭生産並びに伊木先生の石炭利用についてでございますが、両先生の御意見は、ともに石炭プロパーの立場からの御意見でございまして、全国出炭量の約三割を産出いたしております三池を擁しております本県といたしましても、総論においては全く同意見でございます。
中小炭鉱は全国出炭量の大体三〇%、すなわち千五百万トンの生産を維持してまいっているのでありますが、炭鉱数は、かつて八百六十余りありましたものが現在百五十に激減しておるのであります。これは自然条件が劣っている等の理由もありますが、国の助成がなくては経営はなかなか困難であるということであります。
県下に二百数十の炭鉱を有し、全国出炭量四千二百五十万トンの三八%に当ります出炭をいたしております関係上、鉱害の処理ということは、県政上きわめて重要な施策でありまして、これがために県、市町村、炭鉱及び被害者等が一体となりました福岡県鉱害対策連絡協議会というものを作っておりまして、このたび鉱害賠償及び鉱害復旧制度の強化につきまして、相ともに研究、審議を遂げて参り、その成果を得ましたので、急遽これを国会に
従って残された全国出炭量の三〇%、これがいわゆる中小炭鉱の出炭数量であります。これに対します販売網の確立というものを政府案の中で明確にされていない。こういう販売組織を十分法案の中で考えて織り込む必要があるのではないかというように考えております。
まず実情より申し上げますと、昭和二十八年度の全国出炭量五千五十二万余トンの三七%、九州出炭量の六九%を福岡県が出炭しておりまして、昭和二十八年一月の炭鉱労働者数は十五万二千人の多きに達しているのであります。
すなわち、わが国における石炭の最大の消費者は国有鉄道でありまして、年間約五百三十万トン、全国出炭量の約一三%を消費しておるのでありますが、国鉄を電化することにより、良質かつ高品位の石炭を、しかも大量に節約することができ、その節約せられた石炭が他の産業において有効に使用せられるのでありますから、その意義たるや非常に大きいといわねばならないのであります。
わが国における石炭の最大の消費者は国鉄でありまして、年間約五百三十万トンを消費し、全国出炭量の約一三%を消費しておるのであります。
九州におきましては、他の地域と違つた産業構造を持つておりまして全国出炭量の五五%を占める石炭鉱業があり、その需要は全需要の二五%(使用電力量においては約五〇%)に及び、次いで化学工学の一四%、鉄鉱の一〇%等優先的に電力割当を考慮すべき要確保電力の占める比率が全国の場合に比し著しく大きく、鉱工業用電力需要は地域内総需要の八〇%を占めまして五百キロワツト以上の大口需要は七〇%等を占める等、需要構成上特異
ここにむりな採炭が要請せられまして――現在福岡県では全国出炭量の四〇%を出しておるのでありますけれども、戰時中は統計が示すごとく実に六〇%を引受けておつたのであります。そうしてその陰にかくのごときさんたんたる特別鉱害を残した。
現在福岡県では全国出炭量の四〇%を出しておりますが、戰時中に案に六〇%を引受けておりました。そしてその影にこのような災害、いわゆる特別鉱害を残しております。我が国すべての石炭鉱業に要請せられたる犠牲が、特に福岡県の鉱山には重く負荷せられ、その犠牲、その復旧についての跡始末を、我が国のすべての鉱山が力を合せて引受けて貰うことができないか。
何と言いましても福岡県は石炭県で、昨年度出炭実績によりましても、千四百三十万トンで全国出炭量の四〇%に及び、又その半面これがために多大の鉱害を蒙つていることもまた見逃せない事実でございます。